ミネラルの働きと1日に必要な量|水からとれるミネラルはどのくらい?
要点
- ミネラルは骨や歯をつくる、体の調子を整えるなど、体に欠かせない栄養素
- カルシウムの推奨量は成人男性で1日750mg前後(日本人の食事摂取基準2025年版)
- 国内の軟水の天然水1Lに含まれるカルシウムは10mg前後で、水からとれる量はわずか。ミネラルは主に食事からとる
ミネラルとは
ミネラルは、体をつくる元素のうち、炭素・水素・酸素・窒素以外のものを指します。体の中でつくることができないため、食事からとる必要があります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄など13種類について基準が決められています。
主なミネラルの働き
- カルシウム:骨や歯をつくる
- マグネシウム:骨をつくる、体内の多くの酵素の働きを助ける
- ナトリウム:体の水分量を調整する(とりすぎに注意)
- カリウム:ナトリウムとともに体の水分量の調整にかかわる
水からとれるミネラルの量
たとえば、硬度30mg/L前後の国内の天然水には、1Lあたりカルシウムが10mg前後含まれています。成人男性のカルシウムの推奨量(1日750mg前後)と比べると、2L飲んでも推奨量の3%程度です。ミネラルを水でとろうとするより、乳製品や小魚、野菜、海藻など、ふだんの食事でとるのが基本です。
ウォーターサーバーの水ごとのミネラル量は水の成分一覧で比べられます。硬度が高い水ほど、カルシウムとマグネシウムが多く含まれます。
注意したいこと
サプリメントなどで特定のミネラルを大量にとると、体に害が出ることがあります。腎臓の病気などで制限がある人は、医師の指示に従ってください。
この記事について
公的機関の資料などで確認できる一般的な情報をまとめたもので、医学的な診断や治療の代わりにはなりません。体調に不安があるとき、持病があるとき、妊娠中・授乳中のときは、医師や薬剤師など専門家に相談してください。