３種類のウォーターサーバー｜宅配型・浄水型・水道直結型の特徴と違い

アクアナビゲーター

一般社団法人「日本アクアソムリエ協会」加盟。ウォーターサーバーメーカーで勤務した経験・知識を活かし解説いたします。

ウォーターサーバーは大きく分けると３種類あり、その特徴や選べる水も異なります。

今までは「宅配型ウォーターサーバー」が主流でしたが、最近では「浄水型ウォーターサーバー」や「水道直結型ウォーターサーバー」という水道水を利用するウォーターサーバーが人気急上昇中です。

ウォーターサーバーを利用される目的や水の使用量、家族構成や毎月の予算感などにより、選ぶべきウォーターサーバーの種類も異なります。

この記事ではウォーターサーバーの種類ごとの特徴や違いについて、水と給水方法、料金体系を中心に解説いたします。

①宅配型ウォーターサーバー

定期的に配送されてくる水ボトルで給水する、日本でもっとも一般的なウォーターサーバーです。

約100年前、アメリカで原型となる「ろ過装置つきの給水器」が開発されたことが始まりとされております。

日本には1980年ごろから普及されはじめたのですが、水道水が普通に飲める日本ではあまり浸透されませんでした。

ウォーターサーバーが日本でも浸透するようになったきっかけは関東大震災です。原子力発電施設から放射性物質が検出されたことにより、水道水への不安感が急速に高まり、安全性の高いウォーターサーバーの水が注目されるようになりました。

宅配型ウォーターサーバーの水

宅配型ウォーターサーバーの水は、天然水とRO水があります。

天然水は自然なミネラルを豊富に含んでいるので、まろやかでおいしく、RO水は不純物を徹底的にろ過した水です。宅配型ウォーターサーバーのRO水は、人工ミネラルを添加しているメーカーも多く、天然水の味に寄せられております。

含まれるミネラル成分は各メーカーの各採水地により異なりますが、全て軟水になります。こちら（水検索）からまとめて検索できるので、成分が気になられる方はぜひお試しください。

項目	天然水	RO水
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原水	天然水	天然水 水道水
製造方法	沈殿・ろ過・加熱殺菌	RO膜（逆浸透膜）フィルターでろ過
特徴	天然ミネラルが豊富	不純物を徹底的に除去
味	●甘味や深み、まろやか ●採水地ごとにミネラル含有量が異なり味に違いがある	●無味無臭、さっぱり （メーカーによって人工ミネラル添加）
安全性	土壌汚染の影響を受けるリスクあり	汚染物質が検出されることはなく安全
価格帯	高い 1,300〜1,500円（12L）	安い 1,000〜1,300円（12L）

水の配送について

宅配型ウォーターサーバーの水ボトルは配送の仕組みから大きく２つに分けられます。

それぞれ取り扱い方法や、特徴、料金なども異なります。

項目	ワンウェイ	リターナブル
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配送	宅配会社	メーカースタッフ
使用後	普通ゴミで廃棄可能	保管し回収後に再利用
料金	高い	安い
メリット	●常に新品で衛生的 ●ボトル内に空気が入りにくく新鮮 ●置き配可能(メーカーによる)	配送料が一律
デメリット	配送料が分かりづらい	●保管スペースが必要 ●注文・回収が面倒 ●ワンウェイと比べて不衛生

従来からのリターナブルタイプの水ボトルは、メーカースタッフが直接配達・回収して繰り返し利用されます。

一方、ワンウェイタイプの水ボトルやウォーターパックは、宅配会社によって宅配され、使用後はそのまま廃棄できます。衛生的で便利なワンウェイタイプが人気です。

宅配型ウォーターサーバーの給水方法

宅配型ウォーターサーバーは、水ボトルでサーバー内のタンク内に給水します。

サーバー上部に水ボトルを挿入するサーバーが一般的ですが、重たい水ボトルを持ち上げる必要があり、女性や高齢者にとってはなかなか大変な作業となります。

サーバー下部で水ボトルをセットできる下置きタイプのウォーターサーバーが開発されました。

それぞれに特徴が異なり、メリット・デメリットが存在します。

項目	サーバー下部	サーバー上部
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特徴	水ボトルをボトルトレイにセットすると、モーターにより内部のタンクに汲み上げられる	水ボトルを上部に挿入すると、水の重みによって水が流れ出る
メリット	●重たい水ボトルを持ち上げる必要がない ●水ボトルが収納されるので埃が入りにくい ●水ボトルが隠れるのですっきりした見た目	●停電時も常温のみ使用できる ●サーバーサイズが小さい ●水の残量が分かりやすい
デメリット	●水を汲み上げる時に音がする ●水の残量が分かりにくい ●サーバーサイズが大きい ●停電時には使用できない	●重たい水ボトルを持ち上げる必要がある ●水を給水する時に音がする ●サーバーが不安定で転倒しやすい ●水ボトルが露出しているので埃が入りやすい ●水ボトルが露出しているので不恰好

宅配型ウォーターサーバーの料金

宅配型ウォーターサーバーは水の使用量（水ボトルの本数）に応じて料金が変動する従量制です。

宅配型ウォーターサーバーの料金体系は非常に複雑で、全ての料金項目を把握しておかなければ、実際に支払う金額が分かりません。「思っていたより高かった！」という意見も多いのでご注意ください。

1水代

宅配型ウォーターサーバーの料金は大部分が水代です。

水の使用量に応じて料金が上がるので、ウォーターサーバーを使用される目的や利用される人数によっても大きく変動します。

下記の表は飲用メインの目的での目安になります。

飲用目的	水代平均	平均注文本数	平均使用量
1人暮らし	3,500円	2本	24L
2人暮らし	5,250円	3本	36L
3人家族	7,000円	4本	48L
4人家族〜	8,750円	5本	60L

どれくらい水を使用するか分からない場合は、最低注文本数で様子を見てみましょう。軽量ボトルやウォーターパックは最低注文数が増えるので、500ml換算で見るとけっこう高くなるので目的に合わせてお選びください。

2水の配送料

最寄りの採水地からの送料は無料のメーカーが多いのですが、まれに別途送料が発生するメーカーもあります。

お住まいが北海道や沖縄、一部離島の場合や、お住まいから遠い採水地の水を希望される場合は、送料が発生するケースが多いです。また送料は１ケースごとに加算されるので、注文本数が多ければ多いほど配送料も高くなるのでご注意してください。

3サーバーレンタル代

選ばれるサーバーによって、サーバーレンタル代が発生するメーカーもあります。

便利な機能が多く搭載されたサーバーや、おしゃれなデザインのサーバー、電気代が節約できる省エネサーバーなどは、別途レンタル代が発生する場合が多いです。

4（電気代）

メーカーに支払うものではありませんが、ウォーターサーバーを使用する上で毎月支払う必要があります。

電気代はサーバーによって大きく異なり、500〜1,200円ほどです。

電気代を考えると、サーバーレンタル代が毎月1,000円かかったとしても実はお得になる場合もあるので、非常に重要でもあります。サーバーの機能も含め、全体のコスパを考えることがウォーターサーバー選びで失敗しないポイントです。

当サイトでは実際に支払われる金額に限りなく近くなるよう電気代も含めた月額料金で掲載しております。

その他の支払い項目

初回に「出荷費用」や「事務手数料」という項目で、1,000〜5,000円ほど発生するメーカーや、安心サポート料金として毎月800円ほど加算されるメーカーもあります。

またウォーターサーバーには一般的に契約期間（最長でも３年）があり、満了前に解約する場合は違約金や解約手数料として20,000円ほど請求されます。

水の注文本数・定期配送停止について

基本的に水ボトルは定期配送されます。毎月や３週間ごとなど、最低注文本数（注文ノルマ）が設定されているメーカーがほとんどです。

水の使用量が少ない月は水ボトルが余ってしまう場合もあるのですが、定期配送を一旦停止（配送スキップ）できないメーカーもあるので、契約内容は慎重にご確認ください。

配送スキップできる期間はメーカーによって様々ですが、多くのメーカーは２ヶ月ごとに可能です。

おすすめのサーバー機能

チャイルドロック機能は全てのサーバーに搭載されているので、その他の便利な機能をご紹介いたします。

省エネ

省エネ機能が搭載されたエコサーバーであれば毎月150円から、一方、省エネ機能が搭載されていないサーバーでは毎月1,668円までと、毎月の電気代だけでも選ばれるサーバーにより1,500円以上も変わります。

毎月の料金を抑える為には必須の機能です。

自動クリーニング

自動クリーニング機能により、常にサーバー内部が清潔な状態に保たれるので、安心してウォーターサーバーを使用し続けることができます。

メーカーやサーバーによって自動クリーニングの内容は異なります。

ボトル下置き

宅配型の重たい水ボトルをサーバー上部まで持ち上げる必要がなく、サーバーの下部で水ボトルを交換することができるので、女性や高齢の方も安心して利用できます。

ボトル回収不要

宅配型の使い終わった水ボトルを廃棄でき、空ボトルの保管スペースが必要ないので、置き場所に困ることもなくなります。また常に新品ボトルを利用できるので衛生的でもあり、賞味期限の表記も分かりやすいので、より安心です。さらにボトル内に空気が入りにくい構造の為、天然水の鮮度を保ちやすく、最後まで味が風化することなく味わえるのも魅力です。

宅配型ウォーターサーバーを安く利用する裏ワザ

サーバーレンタル代が無料、２ヶ月ごとに配送スキップができるメーカーであれば、水の使用量が少ない方は毎月の支払いを大きく節約することができます！

２ヶ月以上配送停止する場合には、休止手数料が発生しますが、２ヶ月ごとなら休止手数料が無料なので、最安でウォーターサーバーを利用することができます。

宅配型ウォーターサーバーまとめ

宅配型ウォーターサーバーがおすすめな方

・おいしい天然水が飲みたい
・キャンペーン特典が欲しい
・あまり水を使わないので最安がいい
・備蓄水として保管しておきたい
・水ボトルが苦にならない

おいしい天然水を味わえるのは宅配型ウォーターサーバーのみです。また配送スキップを駆使することで月額料金をもっとも抑えられるのも宅配型ウォーターサーバーになります。

宅配型ウォーターサーバーのメーカーは現在もっとも多く、サーバーの種類も豊富なので、自分好みのウォーターサーバーが見つかりやすいのも魅力です。

②浄水型ウォーターサーバー

次世代型と呼ばれる新しいタイプのウォーターサーバーで、サーバー上部に水道水を注ぎ入れて給水する為、水道水補充型や浄水器一体型とも呼ばれております。

サーバー内のフィルターで水道水の不純物を除去し、安心・安全な水を生成します。

水道水を利用するので水ボトルを購入する必要がなく、毎月サーバーレンタル代だけの定額制で利用できるので、料金が変動しません。

サーバー設置や給水が簡単で圧倒的に安いので、人気急上昇中のウォーターサーバーです。

浄水型ウォーターサーバーの水

浄水型ウォーターサーバーの水はサーバー内で水道水をろ過してつくられる浄水です。

各メーカーの浄水フィルターによって、除去できる物質数や成分は異なりますが、全てのメーカーで総トリハロメタンの除去は可能です。

また浄水できる水の量（総ろ過水量）も各メーカーごとに異なるので、「全ての浄水型ウォーターサーバー＝水が使い放題という訳ではない」のでご注意ください。

項目	浄水
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原水	水道水
製造方法	浄水フィルターでろ過
特徴	不純物を除去
味	すっきり淡白
安全性	汚染物質が検出されることはなく安全
価格帯	安い 130円〜（12L）

浄水の除去対象物質13項目

全ての浄水型ウォーターサーバーは下記項目10〜17をクリアしております。
※JIS規格（家庭用品質表示法）

各メーカーの浄水性能は、詳細ページに記載しております。

総トリハロメタン	塩素が化学反応を起こして生成され、アトピーや喘息の悪化、内臓や中枢神経への悪影響、流産へのリスク、肝障害、腎障害などを誘発させる成分を含みます。
クロロホルム
ブロモジクロロメタン
ジブロモクロロメタン
ブロモホルム
テトラクロロエチレン	揮発性有機塩素系化合物で、無色透明の液体です。主にドライクリーニング用洗剤の原料として使用されています。肝障害、腎障害、中枢神経障害を誘発します。
トリクロロエチレン	水に難溶性で自然には分解しません。金属、機械部品などの脱脂、洗浄剤、一般溶剤、塗料の希釈液等の有機合成原料として使用されている物質で土壌や海洋汚染源となり、腫瘍の発生を促進することが知られています。
農薬：CAT	シマジンと呼ばれるトリアジン系の除草剤（農薬）に含まれる物質です。
かび臭：2-MIB	2-メチルイソボルネオールと言い、藍藻類や放線菌という微生物により発生する水道水におけるカビ臭の一因です。
溶解性鉛	神経毒性、腎毒性、タンパク親和性が強く、体内に吸収された鉛のほとんどは赤血球に沈着し骨に沈着します。さまざまな症状を引き起こし、子供の場合は脳の成長を阻害する可能性があります。
遊離残留塩素	塩素消毒を行っているために発生するもので、カルキ臭の元です。
濁り	錆や有機物など不溶性の物質が粒子状になったものや微生物が濁りの一因となります。

浄水型ウォーターサーバーの給水方法

浄水型ウォーターサーバーは、サーバー上部にある給水タンクに水道水を注ぎ入れて給水します。

重たい水ボトルを持ち上げる必要も、水道管からつなげる初期工事も必要なく、簡単に給水できるのも大きな魅力です。

項目	給水タンク
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特徴	サーバー上部にある給水タンクに水道水を注ぎ入れると、内部の浄水フィルターでろ過され、安心安全な水がつくられる
メリット	●給水作業が簡単 ●水ボトル不要 ●初期工事不要 ●水ボトルがないのですっきりした見た目
デメリット	●給水回数が多い ●停電時には使用できない（※）

（※）ハミングウォーターは停電時も使用できる非常電源ユニットを別途購入できます。

浄水型ウォーターサーバーの料金

浄水型ウォーターサーバーは水の使用量に関わらず料金が一定の定額制です。

飲用目的	料金平均	平均使用量
1人暮らし	3,500円	24L
2人暮らし	3,500円	36L
3人家族	3,500円	48L
4人家族〜	3,500円	60L

使えば使うほどお得になる仕組みなので、料理に使用されたい方、水の使用量の多いご家庭におすすめです！

浄水型ウォーターサーバーの料金体系はシンプルで、メーカーから請求されるのは毎月のサーバーレンタル代だけです。

1サーバーレンタル代

メーカーに支払う項目はサーバーレンタル代だけです。

浄水フィルターの交換カートリッジは無料で交換時期になるとメーカーから送られてきます。交換作業は自分で行うメーカーが多いですが、とても簡単で時間もかかりません。

最新式の高機能サーバーを利用できるのもうれしいです♪

2（電気代）

メーカーに支払うものではありませんが、ウォーターサーバーを使用する上で毎月支払う必要があります。

ウォーターサーバーの電気代は、サーバーによって大きく異なります。

浄水型ウォーターサーバーは最新式のサーバーなので省エネ性能も高く、電気代も宅配型と比べて安いものが多いです。

当サイトでは実際に支払われる金額に限りなく近くなるよう電気代も含めた月額料金で掲載しております。

その他の支払い項目

初回に「出荷費用」や「事務手数料」という項目で、1,000〜5,000円ほど請求するメーカーがあります。

またウォーターサーバーには一般的に契約期間（最長でも３年）があり、満了前に解約する場合は違約金や解約手数料として20,000円ほど請求されます。

浄水型ウォーターサーバーの水道代について

浄水型ウォーターサーバーの浄水フィルターは、最多なもので総ろ過水量5,000L/12ヶ月です。毎月最大416L浄水することができるので、1日あたりでは最大13Lとなります。実際のところ、1日13Lの水を使用される方は、ほとんどいないと思います。

東京都（23区）の水道代は1Lあたり0.24円なので、浄水型ウォーターサーバーを最大使用しても毎月99円となります。

水道代は従量制で使用量に応じて変動し、使用量が多い方でも毎月50円程度だと考えられますので、水道代は月額料金に加算しておりません。

浄水型ウォーターサーバーまとめ

浄水型ウォーターサーバー
利用者アンケート

※エブリィフレシャス利用者アンケート

月々定額であることの一番の魅力はなんですか？

その他、料金について魅力に感じている点はなんですか？

電気代（月々約400円前後）は安いと感じますか？

導入後、負担が軽減したと感じる点はなんですか？

水道水と比べて、浄水した水の魅力はなんだと感じますか？

導入後、実際に安心な機能・便利な機能はなんですか？

浄水型ウォーターサーバーがおすすめな方

・水の使用量が多い
・料理にも水を使いたい
・定額制がいい
・設置が簡単なサーバーがいい
・水ボトルが面倒

浄水型ウォーターサーバーのサーバーレンタル代は、宅配型ウォーターサーバーの最低注文本数ぐらいの価格帯なので、水の使用量が少なくても基本的に安いです。

何より水ボトルの注文や受取の手間がなくなることも大きな魅力で、水ボトルが必要なくなることにより、女性や高齢者にもおすすめできます。

③水道直結型ウォーターサーバー

次世代型と呼ばれる新しいウォーターサーバーの１つで、海外では主流となってきております。

浄水型ウォーターサーバーとの大きな違いは給水方法で、水道直結型ウォーターサーバーは水道管を分岐させて直接サーバーにつなげて給水します。その為、サーバー設置時には初期工事が必要ですが、工事後は自動的に給水される仕組みとなります。

工事自体は分岐部品を取り付けるだけの現状回復可能な簡単な内容なので、賃貸住宅でも問題なく設置できますが、水栓形状によっては設置ができない場合もあるのでご注意ください。

浄水型ウォーターサーバーと同じく、サーバー内のフィルターで水道水の不純物を除去し、安心・安全な水を生成します。水ボトルが必要なく水道水を利用するので水使い放題、毎月サーバーレンタル代だけで利用でき、定額で料金が変動しません。

水道直結型ウォーターサーバーの水

水道直結型ウォーターサーバーの水はサーバー内で水道水をろ過してつくられる浄水です。

メーカーによってはRO水フィルターを選ぶこともできるので、不純物を徹底的に除去したRO水も生成可能です。

浄水型ウォーターサーバーと同じく、除去できる物質や浄水できる水の量（総ろ過水量）は各メーカーごとに異なります。

項目	浄水	RO水
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原水	水道水
製造方法	浄水フィルターでろ過	RO膜（逆浸透膜）フィルターでろ過
特徴	不純物を除去	不純物を徹底的に除去
味	すっきり淡白	無味・無臭
安全性	汚染物質が検出されることはなく安全
価格帯	安い 130円〜（12L）	安い 145円〜（12L）

水道直結型ウォーターサーバーの給水方法

水道直結型ウォーターサーバーは水道管から自動的に給水されるます。

重たい水ボトルを持ち上げる必要も、水道水を注ぎ入れる必要もない、自動給水システムは水道直結型ウォーターサーバーの最大の魅力です。

項目	水道直結
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特徴	水道管から直接サーバーに給水され、内部の浄水フィルターでろ過し、安心安全な水がつくられる
メリット	●自動給水 ●水ボトル不要 ●水ボトルがないのですっきりした見た目
デメリット	●初期工事が必要 ●サーバー設置場所の自由度が低い ●停電時には使用できない

水道直結型ウォーターサーバーの初期工事

水道直結型ウォーターサーバーは、水道管を分岐させてサーバーにつなげる初期工事が必要なので、その他のウォーターサーバーと比べて設置の障壁は高いです。

もちろん初期工事はメーカーか水道業社が行ってくれるのでご安心ください。

水道直結型ウォーターサーバーの料金

水道直結型ウォーターサーバーは水の使用量に関わらず料金が一定の定額制です。

浄水型ウォーターサーバーと同じく使えば使うほどお得になるので、水の使用量の多い方におすすめです！

飲用目的	料金平均	平均使用量
1人暮らし	4,000円	24L
2人暮らし	4,000円	36L
3人家族	4,000円	48L
4人家族〜	4,000円	60L

水道直結型ウォーターサーバーの料金体系もシンプルで、メーカーから請求される料金は毎月のサーバーレンタル代だけです。

1サーバーレンタル代

メーカーに支払う項目はサーバーレンタル代だけです。

浄水・RO膜フィルターの交換カートリッジは無料で、交換時期になるとメーカーから送られてきます。ウォータースタンドはフィルター交換作業を含めた定期的なメンテナンスも行ってくれます。

2（電気代）

メーカーに支払うものではありませんが、ウォーターサーバーを使用する上で毎月支払う必要があります。

ウォーターサーバーの電気代は、サーバーによって大きく異なります。

水道直結型ウォーターサーバーは最新式のサーバーなので、省エネ性能も高く、電気代も宅配型と比べて安いです。

当サイトでは実際に支払われる金額に限りなく近くなるよう電気代も含めた月額料金で掲載しております。

その他の支払い項目

初回に「初期工事費用」や「事務手数料」という項目で、11,000〜13,000円ほど請求するメーカーもありますが、無料のメーカーも多いです。

水道直結型ウォーターサーバーにも契約期間（最長でも３年）がありますが、他のウォーターサーバーと比べて違約金が高い傾向があります。また別途「撤去料」が請求されるメーカーもあります。

水道直結型ウォーターサーバーまとめ

水道直結型ウォーターサーバーがおすすめな方

・自動給水システムがいい
・水の使用量が多い
・料理にも水を使いたい
・定額制がいい
・水ボトルが面倒

水道直結型ウォーターサーバーは浄水型ウォーターサーバーと同程度の価格帯で利用できます。

初期工事が必要となることが大きなネックですが、その後の自動給水システムは非常に魅力的です♪

定額制・使い放題
ウォーターサーバーのある暮らし

ウォーターサーバーの種類まとめ

ウォーターサーバーは種類ごとにそれぞれ特徴が異なり、それに伴いメリット・デメリットが存在します。

ウォーターサーバーを何に使うのか？どれぐらいの量を使うのか？目的をはっきりさせておくことで、ウォーターサーバー選びで後悔することがなくなります。

簡単な質問に回答するだけで自分にぴったりのウォーターサーバーが見つかるウォーターサーバー診断もご用意しておりますので、是非ご活用ください♪

迷われた時はコレ！
おすすめの定額制ウォーターサーバー